■雲とりゲーム®
コーチング的な対話(コーチが吹かせる風)によって受け手のモヤモヤ(雲)を晴らすことを競いながら、パーソナルコーチングのマインドやスキル、進め方や作用等を体験・学習することができるカードゲーム型の実践教材です。
コーチのマインドやスキルを表す「風カード」、コーチング的ではないタブーを表す「イエローカード」、思いがけない大きな気づきを表す「雷カード」、質問の切り口を表す「流れ星カード」などによって、コーチングに含まれる要素や作用を可視化しています。また、コーチ役と受け手役の双方を経験することで、コーチングの理解が一層深まります。
自分のモヤモヤが晴れる楽しさ、相手の気づきを引き出す楽しさをぜひご体験ください。
なお、本教材は以下の論文をもとに、ユーザーフレンドリーになるよう改良を施したものです。
開発のプロセスや詳細については本文をご参照ください(コピーして使用できるように、カードも付録されています)。
青柳健隆(2023)パーソナルコーチング実践教材カードゲームの開発.経済系.288: 66-82.
本文はこちらからダウンロードできます。
※上から時計回りに「窓カード」「ヒントカード」「イエローカード」「雲カード」
■雲とりゲーム® Lite
「雲とりゲーム®」の簡易版です。※意匠登録済
「雲とりゲーム®」はコーチングのマインドやスキル、進め方や作用を“網羅的に体験し、トレーニングすること”を主眼としていましたが、「雲とりゲーム® Lite」は“初めてコーチングに触れる方が戸惑うことなくその楽しさや作用を感じられること”を目指しました。
ポイントは3種類の「窓カード」です。
コーチが受け手に向けるまなざしとは、一体どのようなものなのでしょうか?
コーチングの作用を感じてみたい方、相手と一段深い話をしたい方、モヤモヤをすっきりさせたい方におすすめです。グループワークやアイスブレイク、1on1などにも幅広くご活用いただけます。
※英語版(English ver.)も作成しています。
■雲とりゲーム® with Kids
幼児~小学生を主な対象年代とし、大人と子どもの対話を促進するカードゲームです。
子どもに対してコーチングマインドを持って接するとはどのようなことか、ご体験いただけます。
ぜひ、子どもの対話トレーニングやコミュニケーションのきっかけにもお使いください。
■雲とりゲーム® for Team
職場やスポーツチームなど「チーム(共通の目標や規範などを共有する集団)」で取り組むカードゲームです。
「普段はなかなか話題に出しづらい、でもきっとチームを良くするためには必要…」、そんな対話を引き出せるようデザインしています。
相互理解、コミュニケーション活性化、生産性やパフォーマンスの向上などの目的でお使いいただけます。
■雲とりゲーム® KIZUKI+
部活動や授業、研修などの後に付加的に実施することで、気づきをプラスするための対話的グループワーク支援ツールです(キヅキプラスと読みます)。
ゲームの大枠(対話によって相手のモヤモヤを晴らし、雲カードをゲットする形式)はこれまでの雲とりゲームシリーズと共通していますが、「KIZUKI+」ではコーチングのノウハウを生かしつつ、経験から気づきを引き出すことに特化したカード文言にアレンジしています。
スポーツ指導の後に、授業の後に、社内研修の後に、「KIZUKI+」は気づきや学び、自発的な行動を引き出すことをサポートします。
・グループワークが盛り上がらない…
・体験しただけで終わってしまう…
・学んだことを行動に移すところまでいかない…
などの課題を解決するためのツールとしてもご活用いただけます。
■Talk with Me
対話型のテキストブックを用いて、1人でもコーチング的な対話ができるツールです。
本ツールは以下の論文に収録されています。
青柳健隆(2025)対話型セルフコーチングツール「Talk with Me」の開発と検証.経済系(関東学院大学経済学会研究論集),290: 17-33.(本文)
また、以下のリンクよりカラー版をダウンロード可能です。印刷して、あるいはスマートフォンやタブレットにダウンロードしてコーチとの対話をご体験ください。
ツールラインナップについて
現在、雲とりゲーム®シリーズとして5種類のカードゲームを、セルフコーチングツールとして「Talk with Me」をラインナップしています。それぞれの難易度とコーチングの深度(本格的なコーチング実践教材か、コーチングを応用したコミュニケーションツールか)は下図のとおりです。