キービジュアルおよびロゴが完成しました

コーチング科学研究所のキービジュアルおよびロゴマークをアーティストのAokidさんにご作成いただきました。打ち合わせを重ね、研究所の理念や思いを共有したうえでデザインいただいたものです。研究所の活動や理念がたくさんの方に伝わる手助けになってくれると信じています。以下、制作意図を簡単にまとめました。


【キービジュアル】

作成過程では、青柳(RICS代表)の下絵(自身が受けたコーチングセッションで作成したもの)と打ち合わせでの会話(研究所の理念、思い、コーチングの話など)をもとにドローイングを重ねていった。二人一組で、どちらかが上というよりは並走して何かに取り組むイメージが複数の小さなモチーフとして表現された。また、「空」、「頭の中にもくもくと浮かぶアイデア」、「ホワイトボードに描いていく」というイメージが融合して周りを囲んでいる(この浮遊感は、独立・中立の象徴でもある)。実際のコーチングを行う時は、ある分野で、具体的な目標に向けて取り組む(固定化されている)場合が多いだろうが、この絵によってそれを揺るがしたいという思いが込められている。コーチングに取り組む中で様々なことを体験したり、いろいろな感情に触れるという解釈や、コーチングのゴールは人それぞれであるという考え方にもつながるビジュアルである。


【ロゴマーク】

キービジュアルのアイデアの一部にあった「夜の月」と「空の太陽」のモチーフが融合して生まれた。キービジュアルに描かれた取り組みをしているのは朝から夜にかけて、また太陽の下であり、月の下でもある。このイメージは「全体」にかかってくるものであり、それによって活動の自由を担保している。上と下、右と左、昼と夜、青空と夜空、光と影、海と空、山と谷、深みと高み、内面と外面など、様々な「二分的な概念」がひとつに統合されている(本質への集約)。同時に、平坦ではない道や浮き沈みながらも右上がりのグラフを彷彿させるデザインである。このロゴがあることで、太陽と月があることを意識できるような、立ち戻って何かを思うような、あいまいで自由な存在を目指した。

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